サンフレイム（ササファイヤーの１２）　第１３戦


キャロットクラブ出資愛馬第２４号は、ずっと狙っていたササファイヤーの子。

２０１０年産のマズルファイヤーも狙っていたが、体重が大きすぎて嫌いギリギリで購入せず。しかし、重賞２着に皐月賞７着と大活躍。逃した魚は大きく、今度こそはの気持ちで購入。

父キンシャサノキセキはこの世代がファストクロップで未知数。しかし、母の仔出しと１度お願いしたかった大久保龍志厩舎ということで購入。

・・・にしても、２歳４月になっても残口表示もないくらいの売れ行きの悪さ。あまりに売れないため、馬主都合で早期入厩することに。結局、この無理矢理早期入厩策が功を奏し、４月１５日に完売（苦笑）。

クラブ全体でも世代一番目のデビューだったが掛かるしまっすぐに走らないし、追ってもジリジリとしか伸びずに９着大敗。そして何よりもノドなりが深刻。

続く２戦目も４か月ぶりの出走で成長が期待されたが、ノドなりの影響でブービーと大敗。しかし、ノドなりが完治したとしても勝ち負けは無理そうなここまでの走り(T_T)。大物感はゼロ。課題が多く、やってもうた感は満載。実績通りササファイヤー産駒の牝馬は走らないのか。

そしてそんなこんななので一流の大久保龍志厩舎ではお荷物となり放置プレイ。たった２戦で大久保龍志厩舎を去り新規開業・西村真幸厩舎へ転厩。西村真幸調教師は転厩緒戦にベテランで教育上手の四位洋文騎手を指名。その四位洋文騎手は返し馬で使って良くなりそうな手応えを感じ、逃がして最後まで目一杯に追い切り次走への道筋をつけてくれた。

その次走は優先権が獲れなかったため、芝のレースは諦めダートの出られるレースにねじ込むと宣言。中１週で当初想定されていた牝馬限定戦も結果的にフルゲート割れで出走できたが、超弱面揃いの同日の一般戦に投票。

結果、超弱面に恵まれ走破時計も遅く、平凡以下の内容だったが、優勝！！４戦目にして未勝利を脱出してくれた。未勝利戦は勝つことが何よりも大事。この貴重なチャンスを生かし切ったことに感謝したい。

西村真幸厩舎の記念すべき初星となり、サンフレイムの名は永遠に厩舎の歴史に刻まれた。

昇級してからは７着８着程度までだが、後続とはギリギリながらも出走奨励金を獲得してくれる走りは馬主として本当に有り難い。

前々走は比較的弱面揃いの函館でフルゲート１２頭立てと少頭数での８着。二の脚が遅く最後方追走に道中も追走に手一杯と見所がなく、勝ち馬から１秒も離されての大敗。

早速、この条件ではお呼びでないと言うことで前走は芝のレースに。

しかし、時計のかかる重い洋芝ならあわよくば出番があるかと思われたが、ブービー入線の馬から４馬身ほど離されたポツン最後方で入線。しかもこれ、前崩れで展開が向いてのもの。見せ場の１つもなかった。

その後連闘だったので６月２９日にノーザンファーム空港牧場へ放牧。８月７日に札幌競馬場へ入場しました。

８月２１日　札幌６Ｒ　５００万下　ダート１０００ｍ　定量に出走！！

フルゲート１２頭のところに想定数は１６頭。結局１２頭で確定。

鞍上はついに減量頼みの負担斤量３キロ減量の新人坂井瑠星騎手。


１０着／７番人気。

テン悪し中悪し終い悪しでどうしようもないレース。ここまでやっていただければ、馬主としてももう満足。


レース回顧と時計の分析、レース後の坂井瑠星騎手のコメントを掲載。

８月２３日、引退が発表されました。この内容では仕方なし。


（２０１７年１月２２日完結）

２０１７年１月２２日立ち上げ

• ●前走後連闘をしたので６月２９日にノーザンファーム空港牧場へ放牧に出されましたが、８月７日に札幌競馬場へ入場しました
• ●気になる出馬想定表（８月２１日　札幌６Ｒ）
• ●出馬確定表
• ●追い切り情報（１月２２日作成）
• ●札幌ダート１０００ｍコース解説
• ●騎手は坂井瑠星騎手　ほっさん評価「Ｅ」
• ●専門誌の印と評価
• ●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント
• ●各陣営のコメント
• ●パドック
• ●レース　
• ●時計の評価
• ●レース後の騎手・調教師のコメント
• ●気になる賞金は
• ●８月２３日に引退が発表になりました

●前走後連闘をしたので６月２９日にノーザンファーム空港牧場へ放牧に出されましたが、８月７日に札幌競馬場へ入場しました

　新規開業の西村真幸厩舎の記念すべき初星となり、その名は永遠に厩舎の歴史に刻まれた我らが愛馬サンフレイム。昇級してからは７着８着程度までですが、後続とはギリギリながら（汗）も出走奨励金を獲得してくれる走りは馬主として本当に有り難いことです。


　前々走は比較的弱面揃いの、しかもフルゲート１２頭しか走れない函館で８着でした。二の脚が遅く、最後方追走になってしまい、更に道中も追走に手一杯と余裕がなく、終いだけ脚を繰り出しての内容で、勝ち馬からは１秒も離されての大敗でした。

　早速、この条件ではお呼びでないと言うことで鞍上の北村友一騎手も西村真幸先生も芝替わり＆距離延長を示唆します。

　そして芝のレースに連闘で出走したものの、ブービー入線の馬から４馬身ほど離されたポツン最後方で入線。しかもこれ、前崩れで展開が向いてのもので見せ場の１つもありませんでした。

　その後連闘でしたので６月２９日にノーザンファーム空港牧場へ放牧に出されます。そして８月７日に札幌競馬場へ入場しました。

　いよいよ手詰まり感が満載で、キャロットクラブではそろそろ引退宣言が出されそうですが、一矢報いて欲しいですね。

●気になる出馬想定表（８月２１日　札幌６Ｒ）

表中　騎手の太字は乗り替わり予定　青字は１０００万クラスでの成績

フルゲート１２頭のところに１６頭が出馬想定されています。信頼できるクラブ公式ＨＰでは”出走可能Ａ”のジャッジです。

●出馬確定表

表中　騎手の太字は乗り替わり　青字は１０００万クラスでの成績

結局１２頭で確定しました。

●追い切り情報（１月２２日作成）

前走前　連闘の為、中間軽め



８月１０日　札幌ダート　良馬場　馬なり余力

助手
５Ｆ　６５．０
４Ｆ　５０．１
３Ｆ　３７．５
１Ｆ　１２．７［４］


８月１４日　札幌ダート　良馬場　ゴール前一杯追う

助手
４Ｆ　５１．２
３Ｆ　３６．４
１Ｆ　１１．６［４］


８月１７日　札幌ダート　不良馬場　馬なり余力

助手
４Ｆ　４９．７
３Ｆ　３５．６
１Ｆ　１２．１［４］

　８月１０日、７日に入厩後初めての追い切り時計を計時しました。まだ軽め調整ですが順調ですね。
　以下は同日（８月１０日）更新されましたクラブ公式ＨＰサンフレイムの近況報告です。
「先週末に札幌競馬場に入場しました。もう少し早めに使っていってもいいかなと思っていたのですが、万全を期してここまで牧場でもしっかりと乗り込んでもらってきていい状態です。今朝はダートコースでサッと馬なり程度に時計を出していますが、緩んだ感じはなくしっかり動けていたと現地のスタッフから聞いています。今のところ来週のダート１０００ｍを目標にこのまま進めていくつもりです」（西村師）２１日の札幌競馬（３歳上５００万下・ダ１０００ｍ）に出走を予定しています。
　次走予定が８月２１日　札幌６Ｒ　５００万下　ダート１０００ｍ　定量であることが発表になりました。やはりここしかないですね。牝馬限定なら最高の条件でしたが・・・。

　８月１４日、一杯に追い切られました。特にゴール前をしっかりと追われて１１秒台と良い追い切りだと思います。そろそろ本番である程度の走りをしないと引退宣言が出されてしまうでしょうし、良い状態で出走して結果を残したいですね。

　８月１７日、１４日に一杯で追い切られましたのでここでは馬なりで調整されました。最後までしっかりと伸びていて数字的には悪くないですが、競馬ブックでは”引っ掛かる”ということでイマイチだったようです。さすがに時計だけではそう言った状況まではわかりませんからねぇ。
　以下は同日（８月１７日）更新されましたクラブ公式ＨＰサンフレイムの近況報告です。
「水曜日に札幌競馬場のダートコースで追い切っています。先週末にビッシリと負荷をかけて乗っているので、今週は馬なりで調整程度。それでも現地スタッフからの報告では終いまで素軽い動きを見せてくれたとのことでしたし、今週の競馬に向けてこれで態勢は十分整ったと思います。２走前のダート１０００ｍでは８着とはいえ直線ではジリジリを脚を使ってくれていましたし、道中でうまく流れに乗れればもっと上位を狙うことができるはず。状態面については問題ないと思うので、あとは実戦で結果が伴ってくれればいいですね」（西村師）２１日の札幌競馬（３歳上５００万下・ダ１０００ｍ）に坂井騎手で出走いたします。
　ということで、陣営的には良い動きだったということです。ただ、先日引退した同じ西村真幸厩舎の愛馬グルーヴィタイムはどう考えても終いの時計を要しており良い動きには見えなかったものの、陣営は”良い状態”とのジャッジでしたし、引退間際は”良い状態で出走したけれども力及ばなかった”ということを示さなければならないので、陣営としてはマイナスなコメントは出ないものです。こういう時は競馬ブックなど専門誌の方が正直で信用できるんですよね。
　私ほっさんの追い切り評価は「Ｂ−」です。直接見たわけではありませんが、引っ掛かっての時計ならやはり評価は下げるべきでしょう。また、休養明けの割りに一杯に追い切っている本数が１本だけと言うのも滞在競馬にしては少なく不満です。

●札幌ダート１０００ｍコース解説

　フルゲートは１２頭。札幌のダートコースは高低差がほとんどないのが特徴。ローカルの競馬場は、一般的に平坦のコースと言われているが、実は函館や小倉はコース全体での高低差が少しある。札幌のダートこそが本当の平坦と言える。
　加えて、競馬場全体が少しタテに長く、半径が大きい。したがって、カーブが緩くて減速しにくい形態になっている。
　向正面左、２コーナー出口付近がスタートの１０００ｍは、テンからのスピードの絶対値が問われることになる。
　当然ながら逃げ・先行馬が断然優勢。行った行ったのケースも多く、単調なレースになりやすい。

有利な枠順	外枠
有利な脚質	逃げ〜先行
ポイント	スピードの絶対値
種牡馬ベスト	サウスヴィグラス、サクラバクシンオー、スウェプトオーヴァーボード
連対騎手ベスト	勝浦正樹、三浦皇成、秋山真一郎、吉田隼人、小崎綾也
推定勝ちタイム	良馬場	稍重馬場	重馬場	不良馬場
２歳新馬	１分００秒８	１分００秒７	１分００秒５	１分００秒５
２歳未勝利	１分００秒５	５９秒９	１分００秒２	１分０３秒４
２歳５００万	１分００秒２	５９秒９
３歳未勝利	１分００秒４	１分００秒４	５９秒８	５９秒９
古馬５００万	５９秒６	５９秒３	５９秒２	５９秒２
古馬１０００万	５８秒９	５８秒８	５８秒４

　

●騎手は坂井瑠星騎手　ほっさん評価「Ｅ」

　今回のサンフレイムの鞍上はサンフレイムには初騎乗となる今年デビュー坂井瑠星騎手です。我が軍団の愛馬に乗っていただくのも今回が初めてです。

　今年デビューした６人の中ではコンスタントに勝ち星を重ねて乗れているなぁという印象です。ただ、そんなに巧いという印象もありません。正直よく知らないですね。サンフレイムはスリーパンチくらい足りませんから、減量３キロの騎手に乗っていただくのは良いと思います。スタートを決めて出来るだけ残して欲しいですね。

　これから長いお付き合いになると思いますし、いい印象を残して欲しいです。


　２０１６年８月２０日現在、ＪＲＡ通算１８勝、勝率７．２パーセント、連対率１２．７パーセントとまずまず。重賞未勝利。


　坂井　瑠星（さかい　りゅうせい）は１９９７年５月３１日生まれの１９歳。東京都出身。日本中央競馬会（ＪＲＡ）栗東トレーニングセンター矢作芳人厩舎に所属する１年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。父は大井競馬の騎手の坂井英光。


　２０１６年２月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得。同期には木幡巧也、荻野極、森裕太朗、菊澤一樹、藤田菜七子がいる。

　２０１６年３月５日第１回阪神競馬３日３Ｒビアンカリボンで初騎乗（１４着）。同４月２日第２回阪神競馬３日４Ｒグランプリアクセルで優勝し初勝利。


　２０１６年デビューの新人騎手６人の２０１６年８月２０日終了時点での騎乗成績は以下のとおりです。

木幡巧也　　２３勝
坂井瑠星　　１８勝
荻野極　　　　９勝
森裕太朗　　５勝
菊澤一樹　　４勝
藤田菜七子　４勝

　ということで、同期の中ではなかなかの成績です。

　ほっさん愛馬での成績　（初騎乗）

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「オルフィークの前走４着はどんどんと競り込まれる厳しい展開を踏ん張ってのもの。上積みこそないが、デキは維持。雨で時計の速い馬場になれば、尚いい。もう順番。トウショウカウントが相手だが、怖いのはコースで一杯に追われ、攻めが強化されているオーミポルカ。グレートブレスも叩かれて１０００メートルなら変わる。」


短評は「ヒモ穴注」


予想家の印

馬名	橋本篤	高柳利	青木行	ＣＰＵ
トゥルームーン		△		穴
コパノチャールズ	△
トウショウカウント	◎	◎	▲	▲
アルタモーダ				穴
ビットアリエス		△	△	△
サンフレイム
カネトシボヌール	△△	○	○	△△
スカイアクセス	△	△	△
オルフィーク	▲	△△	△△	◎
オーミポルカ			◎
コンドルヒデオ	○	▲		○

二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ

馬名	予想オッズ
オルフィーク	３．４
トウショウカウント	４．１
オーミポルカ	５．０
コンドルヒデオ	６．２
カネトシボヌール	７．２
アルタモーダ	１２．２
トゥルームーン	１５．４
スカイアクセス	１６．０
サンフレイム	２２．９
グレートブレス	２７．５
コパノチャールズ	３２．０
ビットアリエス	３４．４

スピード指数

馬名	最高値	３走前	２走前	前走	評価
サンフレイム	６９	５８	５６	４９
オルフィーク	７９	６０	７２	７３
トウショウカウント	８３	２８	７５	６５
オーミポルカ	６２	５３	５３	５１
コンドルヒデオ	７５	７５	７４	６９
カネトシボヌール	７５	５９	６６	７５

デイリー馬三郎

本紙の見解

「前走で�E着に敗れた◎コンドルヒデオだが、久々の実戦だったことを考えれば悪くない内容。大型馬の叩き２戦目で上積みが見込める今回は、現級勝ちの実績を見直す手だ。○オルフィークは前走と比べて同型馬が少なく、逃げ残りを警戒。〈城谷〉」

◎　コンドルヒデオ
○　オルフィーク
▲　カネトシボヌール
×　トウショウカウント
☆　トゥルームーン
△　スカイアクセス

サンフレイムはもちろん無印(T_T)


サンフレイムは全１３記者中　無印　１３記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

サンフレイム（１２着）

　「前回は悪くなかったのですが、１０００ｍダートだと前へ行けた馬で決まりやすくこの馬の場合脚を余してしまうので、それならば１２００ｍ芝で、その終いの良さを活かすことができるのではないかと期待していたんです。連闘策でしたが、疲れているということはなく、むしろ返し馬に行った時の感触の良さから期待したほどでした。しかし、レースでは最後に苦しくなってしまって…。ノドは前回も気にはなったものの走れていたので大丈夫と思ったのですが、ひとハロン延びるだけで息はよりキツいのかなと思わせるものになっていましたから、芝・ダートというよりは距離に縛られてしまうのかなぁという印象です。しかし、１０００ｍだとなかなか食い込みにくいだけに、展開の助けが欲しいのが現状なのかもしれません。続けて乗せていただきとても嬉しく思っていましたし、何とかしたいという気持ちを持っていたのですが、うまく行かずに本当に申し訳ありません」（北村友一騎手・キャロットクラブ公式ＨＰ）

●各陣営のコメント

サンフレイム

　「連闘したのでリフレッシュをさせて以前より状態はいい。条件も合いそう。」（木下助手・デイリー馬三郎）

　「リフレッシュさせて状態は良さそう。成績的には強気になれませんが、ダートや１ハロン短縮はいい。前半もう少し楽についていければ、流れ次第で今少しやれても。」（木下助手・競馬ブック）

●パドック

　サンフレイムの馬体重は前走同様の４８８キロ。厩務員さんに甘える仕草を見せていますが状態は悪くないと思います。馬体は出来ていました。もはや状態というよりも能力ですからねぇ。

●レース　

　サンフレイムは好スタートから押っつけてポジションを取りに行きます。しかし二の脚が遅くズルズルとポジションを下げてしまいます。ううーーーん、スピードがないなぁ〜。結局８番手になります。道中も他馬に対して少しずつ遅れを取りポジションを下げます。４コーナーでは１１番手から脚を伸ばそうとしますが全く伸びずに１０着。１２頭立ての１０着ですからねぇ。

●時計の評価

　今回のサンフレイムの走破時計は５９秒８重馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは重不良馬場で５８秒０、勝ち馬の走破時計は５８秒０でした。

　テン悪し中悪し終い悪しでどうしようもないですね。走破時計も勝ち馬から１秒８も離されていますし、昨今の成績からもここら辺が限界でしょう。

●レース後の騎手・調教師のコメント

サンフレイム（１０着）

　「スタートも決めて、道中はまずまずの形で進められたと思います。ただ、肝心の勝負どころで内から外に来られてしまい、直線へ向かうまでにスムーズさを欠く競馬になってしまいました。本質的にはもう少し距離が延びた方がいいのでしょうが、ラスト１ハロンくらいからは息遣いも気になりましたし、なかなか難しいですね。せっかくチャンスを頂いた中でベストの結果を出すことができず、申し訳ありませんでした」（坂井瑠星騎手・キャロットクラブ公式ＨＰ）

●気になる賞金は

　特別出走手当が３９．９万円。１口で割りますと９２３円になると思われます。

●８月２３日に引退が発表になりました

　以下は８月２３日に更新されましたクラブ公式ＨＰサンフレイムの近況報告です。
「調教ではいつもしっかりと動いてくれているだけに能力は確かなはずですが、いざレースに行くと最近は特にノドの影響もあるのか、なかなか思うような結果を残すことができませんでした。縁あって預からせていただくことになり、厩舎開業後の初勝利を挙げてくれた馬だけに非常に思い入れも強かったのですが、私の力が及ばずこのような結果になってしまい、会員の皆様には大変申し訳なく思っております」（西村師）新天地でしっかりと結果を出してくれましたが、昇級後は掲示板にも載れない競馬が続くなど苦戦を強いられてきました。今後、例え条件を変えたとしても、現状のノドのことを考えると馬に余計に苦しい思いをさせてしまう可能性も否定できません。このような状況から西村真幸調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
　ということで、大方の想像通り８月２３日にサンフレイムの引退が発表されました。同じ厩舎でも愛馬グルーヴィタイムの引退については不満タラタラの私ですが、サンフレイムに関しては満足しています。まずこの厩舎に転厩してこなければ勝ち上がりはなかったでしょう。ここしかないレースを選択していただき、本来なら未勝利戦でも勝てないほどの能力の馬を勝ち上げてくださいました。

　後はノドの手術などを経て良化しないかと期待していましたが、手術後もノドの影響は拭えず凡走の繰り返しになってしまいました。ダートも芝も試していただき、比較的弱面揃いでフルゲートも少ない北海道も走らせていただきました。昇級後９戦もして１度も掲示板に載れない辺りこれ以上現役を続けていたとしても結果は見えています。

　少なくとも所持者の私は十分に満足しています。馬も陣営もよく頑張ってくれました。たまたま私が現地に行った時は共に１３着でしたが、勝ち上がりを知った時の感動は忘れられません。

　終わって見れば、懸念していたササファイヤー産駒の牝馬は走らなかったということですが、それも承知で成績優秀で憧れの大久保龍志厩舎ならなんとかしてくれるだろうと期待していましたし、ここの厩舎の馬が欲しかったわけですから満足です。

　一生懸命走ってくれたサンフレイム、お疲れ様でした。ありがとう。

最後までご愛読ありがとうございました

２０１７年１月２２日立ち上げ

サンフレイムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

２０１６年　６月２５日　第１２戦　長万部特別　５００万下　函館芝１２００ｍ　（１２着／１１番人気）

２０１６年　６月１８日　第１１戦　５００万下　函館ダ１０００ｍ　（８着／１０番人気）

２０１６年　４月　９日　第１０戦　５００万下　阪神ダ１２００ｍ　（８着／１１番人気）

２０１６年　３月２７日　第９戦　５００万下　阪神ダ１２００ｍ　（１４着／１１番人気）

２０１６年　３月　５日　第８戦　５００万下　小倉芝１２００ｍ　（１６着／１２番人気）

２０１５年　８月　８日　第７戦　５００万下　小倉ダ１０００ｍ　（８着／５番人気）

２０１５年　８月　１日　第６戦　５００万下　小倉ダ１０００ｍ　（７着／１１番人気）

２０１５年　５月　３日　第５戦　３歳５００万下　京都ダ１２００ｍ　（１３着／１３番人気）　写真多数付現地観戦レポート

２０１５年　３月２８日　第４戦　３歳未勝利　阪神ダ１２００ｍ　（１着／３番人気）

２０１５年　３月１５日　第３戦　３歳未勝利　阪神芝１４００ｍ　（８着／６番人気）

２０１４年１０月２６日　第２戦　２歳未勝利　京都芝１４００ｍ　（１３着／８番人気）　写真多数付現地観戦レポート

２０１４年　６月１４日　デビュー戦　２歳新馬　阪神芝１４００ｍ　（９着／３番人気）

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